某週刊誌上でのこの映画の評価が低くて・・・
「20歳過ぎている小池徹平が中学生を
演じるのはどうも・・
元々の本が小学生レベルの文章だし・・・
だいたいもっと不幸な人は世の中には
沢山いる・・・」
などなど悲惨な内容だったのでどうかなと
思ったのですが本を読んでいたし、
暗い映画ではないだろうと見てみました。
結果、とても良い映画でした。
悪い人は一人も出てくることはなく、
幸せな気持ちになれる気持ちの良い映画でしたよ。
特にお兄ちゃん役の‘キングコング西野’とお姉ちゃん役の
女優さんがとても良かった。
映画を見終わって、その後の彼らの様子に
興味が湧き、帰りに本屋さんでお兄ちゃんが書いた
「ホームレス大学生」を買いました。
「ホームレス中学生」と同様に2,3時間もあれば
読んでしまえるような本ですが
飽きることなく読みきっていました。
某週刊誌の映画評論家は「もっと貧しい人はいっぱいいる・・・」
と書いていましたが、私たちのまわりにはちょっと心当たりがないような
貧しい生活を送った「田村一家」ではないでしょうか。
ただ、大抵の映画は実在の人物を演じる場合には
その人に似るようにメイクをも含めるのでしょうが、
「麒麟 田村」には似ても似つかない「小池徹平」・・・。
彼がミスキャストだというわけではないのですが、
「麒麟 田村」にそっくりな若者が演じる「たむちん」も
見てみたいな・・・と思ったのでありました。