先日、映画「イントゥザワイルド」見ました。
ショーンペンが監督をして話題になっている映画です。
裕福な家庭環境で育ったにもかかわらず
親や社会に反発し屈折した若者が一人
ヒッチハイクをしながら、アトランタから
アラスカをめざし旅をするというストーリーです。
「へー、これじゃ電波少年の猿岩石の方が
面白いよなー。ショーンペンは何を書きたいのかなぁ・・・。」
などど思いつつ見ていたら、
最後はアラスカの原野の中で飢餓により
命を絶たれてしまう・・・。
「結局親と和解もしないまま、死んじゃうわけー???」
しかし、ラストのシーンでびっくり。
主人公とそっくりなシチュエーションで
主人公を演じた男優とは違う若者の写真が映ったのです。
な、な、なんと、本当のお話だったのです。
映画の中で見た、出会った人々もエピソードもすべて
実話だったのです。
主人公を演じた俳優は18キロの減量をして最後の
撮影に臨んだのでした。
ホントのお話だと知ったら少し寒気がし、興味を増し
翌日原作を本屋さんで買ってきました。
ドキュメンタリータッチで書かれている本でしたが
悲しくもあり、驚きもあり、
小さな島国に住んでいる日本人には
屈折してアラスカを目指す若者が不可解でもあります。
アメリカにはそうした若者が結構多いのだそうですが・・・。
お勧めの本、映画です。