ビクターのニッパー君たち
ホントにかわいい
仕草です。
亡くなったご主人の声が
プレーヤーから
流れているのに
耳を傾ける
ニッパー君なのです。
これは本当の
お・は・な・し・・・。。。
そうなんです、ほんとのお話なんです。
ニッパー君のご主人様はイギリス人のマーク・バラウドさん(通称マークさん)という方で、マークさんが病気で亡くなられたために弟のフランシス・バラウドさん(通称フランシスさん)に彼の息子さんと共に引き取られました。
フランシスさんが、たまたまある日蓄音機で亡き兄の肉声が録音されたレコード盤を再生してみると、ニッパー君が蓄音機の前に鎮座し、けげんそうに耳を傾けて一生懸命聞きいっていました。
画家であったフランシスさんがこの光景を絵にしたことでニッパー君の原画が誕生しました。
ニッパー君のあのけげんそうな表情は「どうしてなくなったはずのご主人様の声が聞こえてくるんだろう???」と不思議で仕方なかったからなんでしょう。
それが1889年のことですからニッパー君が生まれたのはもう120年近く前のことなんですね!
ビクターがこの原画をもとにニッパー犬をトレードマークにしたのは
「あたかもそこにご主人様がいるかのように再現したい」
すなわち「原音再生」こそがビクターの目指すところであるとして
1900年以来ずーーーーっとこのマークを使い続けているんです!
どうです?なかなかいい話でしょ??
これからもミチヨ姉さんにかわいがってもらってね!ニッパー君!
(ニッパー君だけでなくビクターもよろしくね!)
ニッパー君の同僚の「スーその2」でした。
そうです。素敵なお話をありがとう。120年も前のホントのお話。
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